『星のカービィ ディスカバリー』レビュー:はじめて遊ぶ3Dアクションに

レポート

2022年3月25日に発売された『星のカービィ ディスカバリー』をクリアまで遊んだので、感想をまとめてみました!
基本的に物語のネタバレはありません。

良い点・気になる点

良い点

  • これまでにない世界観
    ・カービィのポップで可愛い雰囲気と荒廃した世界がうまくマッチしている
    ・マリオや他のゲームでもあまり見れない世界観
    ・特別グラフィックが優れているわけではないが、細部まで丁寧に作り込まれている
  • コピー能力の進化が楽しい
    ・今作のコピー能力は過去作の比較すると非常に少ない
    ・しかし能力を進化させると異なる操作感を体験できる
  • 収集要素が多い
    ・フィギュアの収集要素など、深くやり込むことができるように設計されている
  • コースの仕掛けが楽しい
    ・コースに散りばめられたギミックを解くのは見ているだけでも楽しい
    ・本作目玉の「ほおばりヘンケイ」を駆使するアトラクションも非常に面白い
  • 2人プレイにも配慮されている
    ・2P側はバンダナワドルディを使用して一緒に楽しむことができる
    ・ただのアシストではなく、しっかりと2P側も冒険に参加できる
  • 難易度のバランスが良い
    ・ゲーム初心者向けに設計されているものの、徐々にしっかりと難易度が上がる
    ・「ワイルドモード」を選ぶことで後半はゲーム上級者でも手応えを感じられる
  • ミニゲームが楽しい
    ・いくつか用意されているミニゲームは過去作のオマージュもあり楽しい
  • 残基性ではない
    ・過去作のように残基性ではないので、初心者は何度ミスしてもクリアまで遊べる
     (コインを消失するのみ)
    ・1UPアイテムという形骸化した要素をきちんと撤廃できている

気になる

  • ボリューム不足
    ・1ステージは長いが全体的なボリュームは少ない
    ・収集要素はあるものの、ミッション等は「やり込ませよう」とやや強引な印象を受ける
    ・純粋にステージクリアを楽しむだけでは物足りない
  • ボス戦が単調
    ・一部ボスを除いて基本的にワンパターンな戦法が多い
  • 細かい部分の操作システムに難あり
    ・リトライや中間セーブ等、カユい部分に手が届いていない
    ・1ステージが長い為、ミッションを回収する気力が上がりにくい
    ・一部デモのスキップができなかったりと煩わしい箇所もある

まとめ:こんな人にオススメ!

  • 初めて3Dアクションに挑戦したい人
  • 昔カービィを遊んでいたけど、最近遊んでいない人
  • サクッとアクションゲームを楽しみたい人
  • 2人でカジュアルに遊びたい人

純粋に遊んだ時のボリューム不足は気になるものの、カービィシリーズ初の3Dアクションとしては非常に高い完成度です!

クリア時間

約10~15時間

初プレイで多少寄り道もしつつ、10時間少しでクリアできました。
(セーブデータのクリア率はその時点で70%程度)
エンディング後に遊べるステージや探索要素もあるので、更に長時間遊ぶことができると思います。

他にはこんなゲームもオススメ

もっとカービィを味わいたい!
→『星のカービィ スターアライズもオススメ


まだアクションは不慣れなので、優しい2Dアクションから挑戦したい…
→『ヨッシークラフトワールドもオススメ


「ディスカバリー」が面白かったので、もっと3Dアクションを深く楽しみたい
→『スーパーマリオ オデッセイもオススメ


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